今日のうつ病・患者数の推移や原因とその対策

■うつ病の推移

うつ病は21世紀に入ってから急増しています。しかも、子どもから高齢者まで年齢や性別に関係なくかかる病気であるうつ病は、1999年には44.1万人でしたが、現在では、111.6万人と3倍近くにまで増えているのです。ただし、これは医療機関を受診している患者数なので、実際にはこれ以上の人がうつ病に苦しんでいることになります。それだけ今の社会は過ごしにくくなったといえるのかもしれません。近年における企業の特徴として、会社を存続していくためには、人より利益優先の傾向があり、非正規雇用の拡大や過酷な労働条件など、うつ病を誘発する要因がたくさんあります。もちろん、正社員でもリストラやノルマというさらにうつ病のリスクを高める要因があるのです。自殺者数の推移を見ると5年前からやや減少傾向にあるものの、政府が行った自殺に対する意識調査では、「本気で自殺を考えたことがある」という20代の若者は、実に30%近くにも上っているのです。自殺者の多くはうつ病を発症しているといわれていることを考えると、うつ状態に苦しんでいる人が多いという状況は、5年前から何も変わりがないといえるでしょう 。


■うつ病の原因

うつ病の原因ははっきりとは解明されていませんが、神経伝達物質の働きが悪くなることや、ストレス、身体的な疾患、環境の変化などが考えられます。

「身体的原因」

・疲労
・脳血管障害
・がん
・甲状腺異常
・ホルモンバランス
・出産、更年期障害


「環境的原因」

・幼少期の体験
・家族の死
・リストラ
・人間関係
・家庭内不和
・就職、転勤、結婚、離婚・妊娠、育児
・引越


ほとんどの場合、これらのどれか1つではなく、複数の要因が重なってうつ病を発症させているといわれています。そのため、原因を特定し、排除するのが難しいというのが現状です。結婚や出産などのうれしい出来事がなぜうつ病の要因になるのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、これらも大きく環境を変える出来事なので、それに対応できない人も少なくないのです。


■うつ病になりやすい人

うつ病は誰でもなり得る病気ですが、実はなりやすいタイプがあります。それは、誠実な人やまじめな人だといわれています。具体的には次のような人です。
・責任感が強く几帳面な人
・何事も100%を目指す完璧主義
・優柔不断で頼まれると断れない人
・人に気を遣いすぎる人
・自分の心に溜め込みやすい人


これらの人は、自分が思い描いていいた結果と違った時、窮地に追い込まれた時に必要以上に自分を責めたり、自分を不能と思いこむ傾向が強いのです。そのため、落ち込みが激しく、ストレスを溜めこみやすいといえるでしょう。


■うつ病の予防と対策

・ストレスを溜めこまない

うつ病の一番の原因はストレスです。つまり、ストレスを上手に発散させることがうつ病の予防の最大の近道です。たとえ溜まっても溜めこまないようにバランスをとることが重要です。


・考え方を変えてみる

生真面目で完璧を求める人はうつ病になりやすいので、少し楽観的に物事をとらえるようにするだけでずいぶん気持ちが変わってくるもの。もちろん、性格は簡単には変えられませんが、意識的に努力するとよいでしょう。


・スポーツ

スポーツをして汗をたくさんかくことは思った以上にストレス発散につながります。ただし、苦手なスポーツを無理にすることは逆にストレスになるので注意しましょう。


・快適な睡眠睡眠

は身体だけではなく、脳の疲れも癒してくれます。睡眠が十分とれない日が続くと、脳がしっかり休めず、日中に眠気に襲われ、また夜になると眠れなくなる悪循環に陥ります。日中にできるだけ身体を動かし、夜の睡眠に備えましょう。


・バランスの良い食事

うつ病の発症に大きく関わっているのは脳内の神経伝達物質「セロトニン」です。精神を安定させる働きを持つセロトニンの機能が低下すると気持ちが不安定になり、うつ病になりやすくなるのです。そして、このセロトニンの原料となっているのが「トリプトファン」。トリプトファンは毎日の食事から摂取できるので、できるだけ良質なたんぱく質が摂れるような、バランスのとれた食事を心がけましょう。


そのうつ病は本当にあなたの心身が原因?


回復の見込みがない場合に疑うべきものこのようにうつ病の原因や予防方法はいくつかありますが、それでも改善しない場合には、原因が他にあるのかもしれません。考えられるのは家系による因縁です。因縁が原因で運勢が下がり精神的に不安定になり精神疾患に繋がってしまうのです。うつ病を発症している場合は、いくら病院に通って治療を受けたとしても改善は見られないどころか、ますますひどくなることもあります。

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